TWELITE DIP シリアル通信アプリ(App_Uart)動作設定手順

 ** TWELITE DIP シリアル通信アプリ(App_Uart)動作設定 <カスタムデフォルト機能> **

  * この無線マイコンモジュールで無線通信をするには、シリアル通信アプリ "App_UART"(デフォルトのファームウェア)
   を書き込み、使用目的に合わせて、通信速度等、設定値の変更をしなければならない!
   しかし、無線通信に必要な設定値に変更したファームウェアを作成<カスタムデフォルト機能>
   これをしておけば、毎回インタラクティブモードで設定の変更する必要がない


1.設定変更を済ませた無線モジュールをTWELITE R2でパソコンに接続
  

2.Tera Termを起動、画面上で+++と '+' を三回入力し、インタラクティブモードとして、無線モジュールの設定値を表示
  

3.設定値のダウンロード
  3-1.Tera Termのファイルメニューから「転送」->「XMODE」->「受信」を選択
  

  3-2.ダウンロードする設定ファイルのファイル名を指定して「保存」をクリック
  

4.ダウンロードした設定ファイルをデフォルトのファームウェアの末尾に連結
  4-1.ウィンドウズのスタートボタンを押して "cmd" をキー入力するとコマンドプロンプトを起動
    * Windows 7               * Windows 10
     

  4-2.ダウンロードした設定ファイルをファームウェアに連結してカスタムファームウェアを作成
    **下記のコマンドをキー入力 **
    「copy /b c:TEMP\App_Uart-Master-RED.bin+c:TEMP\CustomUART.bin c:\TEMP\App_Uart-Custom-RED.bin」

  

  4-3.連結されたカスタムファームウェアはCドライブの"TEMP"フォルダに格納される
    **TEMPフォルダは予め作成し、デフォルトのファームウェアとダウンロードした設定ファイルを格納しておく **
  

5.出来上がったファームウェアをTWELITEに書き込む
  5-1.連結して出来上がったカスタムファームウェアを "TWELITE STAGE-APP" プログラムの "BIN" フォルダに格納
  

  5-2.カスタムファームウェア "App_Uart-Custom-RED" をクリックして選択
  

  5-3.カスタムファームウェアの書き込み
  

  5-4.書き込み後、カスタマイズされた設定値をインタラクティブモードで確認
    * 書き込み後                       * 書き込み前のデフォルト値
     

  ** バイナリーのファームウェア **
    * 末尾に連結されたカスタムファームウェア         * ダウンロードされた設定値のファームウェア
     

  ** 変更された設定値 **
 ① UARTモード
  * "UART mode" を「D」
 ② UARTボ-レート
  * "UART baud "を「9600」
 ③ トリガー文字
  * "TX Trigger" を「03,6,100」
 ④ オプションビット
  * "option bits" を「00000100」